あいみょんの「愛の花」、どうでしたか?気持ちを伝えたり、元気をくれたり、集中させてくれたり、音楽はいろいろな力を持っていますね。
さて、今週のトピックは「私の心に残る音楽」です。
誰にも「この音楽を聞いたら、あの時のことを思い出す」という曲がありますよね。
そんな音楽をエピソードと共にシェアして下さい!
童謡や子守歌でもいいですよ。(*´ω`*)
ー心に残る/忘れられない音楽は何ですか。
ーどんな思い出がありますか
ー公式のYouTubeビデオなどがあれば、リンクも!
ー写真やイラストも!
例えば、back number の「水平線」です。
2022年の3月に、日本に帰国した時に初めて知って、それから何度も聞いた曲です。この曲を聞くと、あの帰国の時の様々な記憶が思い出されます。
コロナ禍のために2年以上日本に帰れなかった2022年2月末の朝、仕事に行こうと準備していた時に、妹から電話がかかってきました。父が亡くなったという知らせでした...
日本ではそのころ、まだ入国の時、2週間の隔離がありましたが、3月になればなくなると聞いていました。母が亡くなってから一人暮らしの父と、本当によく電話で話していました。つい2日前にも、「この夏休みはやっと会えるね」と話したばかりでした。
突然の知らせに、目の前が真っ白になり、体温が消えました。
当時の日本語プログラムの学部長の畑佐先生にお話しすると、授業は気にせず、すぐに帰国するよう言ってくださり、PCR検査について情報をくださったり、帰国に必要なことをサポートしてくださいました。
電話を受けた日は、何とか授業をして、学生に事情と一時帰国することを伝えました。みんな優しい言葉をかけてくれたり、ハグしてくれました。みなさんのサポートに、パデューで日本語を教えている幸せと感謝を改めて強く感じました。
隔離がなくなるまでの数日。コロナのテストを受けたり、帰国の準備をしたり、泣いたり、叫んだり...3月1日にやっと、シカゴを出発しました。
日本に行くジャンボジェットの乗客は、私を入れてたった9人。まるで幽霊船のようでした。東京の羽田空港に着いても、ほとんど人がいません。これは夢か、現実か...私は変な世界に迷い込んだような気がしました。
そして、2年以上ぶりの兄家族や妹家族、親戚との再会。こんな時だけれど、やっぱり嬉しかったです...みんなと辛い気持ちを分かち合ったり、父の思い出を話せたことは本当にありがたくて、本当に貴重な時間でした。あの時間を過ごせなければ、自分がどうなっていたか分かりません。帰国させていただけて、本当にありがたかったです。
日本は、私の帰国前後は大雨だったそうです。でも、私がいた3週間は、毎日驚くほど穏やかなお天気で、春の日差しが降り注ぐ中、たくさんの花が咲き始める、夢のような光景が広がっていました。幽霊船のような飛行機で日本に帰った私は、やっぱり違う世界に来たのではと不安になったほどです。でも、同時に、天国の両親からのプレゼントのようにも感じました。
帰国中、兄家族と父の話をしながらレストランで食事をしていた時、BGMで流れていた曲のメロディーがなぜか心にとても響いてきました。兄に「これ、なんて曲?」と聞くと、すぐに調べてくれて、 back numberの「水平線」という曲だと分かりました。
それから自分でもYouTubeで調べたところ、なぜか、まず、このカバー版が出てきました。https://www.youtube.com/watch?v=XUC7p__67jk
美しいメロディーに惹かれたことはもちろん、日本語と英語とフランス語のミックスに、今の言葉にできない自分の気持ちが表れているようで、それから、本当に数えられないほど何度もこのビデオを見て、泣きました。泣いても泣いても辛いけれど、泣くことで心が落ち着いたように思います。
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| Kevin's English Roomの水平線 https://www.youtube.com/watch?v=XUC7p__67jk |
後にこの曲が、コロナ禍で辛い思いをしている人のために作られたと知って、驚きました。だから、BGMで流れた時、私の心に響いたのでしょうか。
あれから、3年半。今でもこの歌を聞くたび、胸の痛みやパデューのみなさんの優しさ、家族との大切な時間、穏やかな日本の風景が一気に心によみがえります。
そして、また、前を向いて歩いていこうと思うのです。











